MONOmonologue pt.2MONOmonologueのパート2です。

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    珍しいレコードとは? 10:35
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      ジョアン・ジルベルトの「3月の水」は大好きな作品だ。
      ジョアンの声とギター以外に足されている音は、ほんとうに少しだけ。
      基本的にはハイハット。
      ドラムではなく、ハイハットのみ。
      それと女性の声少々くらい。

      いつにもましてぼそぼそ歌うジョアン・ジルベルト。
      しとしと降る日に似合う音楽、とでも言いたくなる。
      休日に遅くまで寝ている布団の中で聴いたら気持ちよいだろう。
      麻薬的な魅力がある。

      これまでずっとCDで聴いてきた。
      レコードを欲しかったけれど、まったく見かけたことがなかった。
      ヤフーオークションで見かけたのが一度きり。
      ウォッチしていたが、私には手が出せなかった。
      結果、それなりの高値で落札されていた。

      「3月の水」は、珍しいレコードなのだろうか。
      私には縁がない、ということなのだろうか。
      不思議なものだ。
      レコード店に行くたびに探しても、私には見かけることすらないレコードなのだった。

      今回はじめて「3月の水」のレコードに出会った。
      意外にも国内盤だった。
      上の写真でははずしてしまったが帯付き。
      ジャケットにはジョアンの名前がエンボス加工がされている。
      初回盤とのこと。

      購入する際店員に、このレコードのブラジル盤はどの程度珍しいものなのか、と聞いてみた。
      20代後半とおぼしき店員は「それほど珍しいということはないですよ」とこともなげに言う。
      相場はいくらくらいなのか、と続けて聞いてみた。
      いったん奥へ下がってキーボードを叩いて戻ってきた。
      「このレコードなら5,000円くらいですよ」とのこと。

      私はまったくこの言葉を信用していない。
      実際どうなんだろう。




       

       

      JUGEMテーマ:No Music, No Life

       

       

      | RECORDS | comments(4) | - | posted by mono-mono
      ナイトフライ 14:18
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        ドナルド・フェイゲン「ナイトフライ」。
        私はこのレコードを繰り返し聴く。
        「そんなに良いかしら?」と妻は言う。
        妻も決して嫌いではないが、傑作というほどのレコードだとは思っていないらしい。
        「またこれ聴いてるの?」と言われたこともある。
        もっともその時は「ナイトフライ」ではなく、スティーリー・ダンの「ガウチョ」だったのだが。

        冨田ラボこと冨田恵一氏が書いた「ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法」も読んだ。
        音楽的にこんな風に興味深い作品なのか、と驚いた。
        面白かった。
        繰り返し読んだ。

        「ナイトフライ」がリリースされたのは、82年。
        リアルタイムでは知らない。
        なにせ私が小6のころなのだ。
        「ナイトフライ」のレコードを90年代後半にはじめて聴いた。
        そのころがレコード的には底値だったのではないか。
        アメリカ盤を数百円で買って、それをこれまでずっと聴いてきた(写真右)。

        驚いたことに、ここ数年で「ナイトフライ」のレコード価格もじわじわ上がってきていてる。
        おかげで、「タイトルが2色印刷、両面「RL」刻印入り」が「オリジナル」ということを知った。
        ふ〜ん。
        私の持っているレコードは、片面「RL」だった。

        今回新たに手にいれたレコードは、シュリンク付きで両面「RL」(写真左)。
        90年代後半に買ったのと同じような値段で見つけた。
        ラッキー。
        シュリンクに貼ってある「SUPER SAVER」のシールが懐かしい。
        その上のタワーレコードの値札もまた懐かしい(笑)。




         

         

         

        JUGEMテーマ:No Music, No Life

         

         

         

        | RECORDS | comments(2) | - | posted by mono-mono
        CDか、レコードか、それが問題だ 08:51
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          予約しておいたWILCOの新譜が届いた。
          前作「STAR WARS」からほぼ1年のインターバルでのリリースである。
          そのまた1年前には、ジェフ・トゥイーディの2枚組ソロがでた。
          その頃WILCOの4枚組ベストアルバムも出たのだった。
          コンスタントにライヴ活動もしている彼らにして、驚異的なハイペースといって良いのではないか。

          何も考えずにCDを注文したのだが、CDで良かったのかと考えてしまった。
          最近、レコードも同時にリリースするアーティストが多い。
          WILCOももちろんである。
          新譜のレコードにはデータのダウンロードキーが入っていて、携帯プレイヤで聴くにあたって不都合は無い。
          CDよりレコードの方が少し値段は高いが、レコードも聴けてデータももらえてお得、とも言える。
          レコードにした方が良かったのではないか。

          CDに未来は無い、のかもしれない。
          もはや消え行くメディアと考えて間違いないだろう。
          CDよりレコードを買うべきなのだろうか? と考える。
          わが家のCDプレイヤは、CDを載せるトレーの動きに不安がある。
          スムーズに出てこなかったり、出てCDを変える間もなく引っ込んでしまったりもする。
          メーカーで修理を引き受けてくれないとも聞く。

          CDというメディアには無理があった、のかもしれない。
          ジャズ喫茶「ベイシー」の菅原さんは当初から言っていたこの言葉は常に正しい。
          「レコードとプレイヤという高度に完成したメディアがあるのにどうしてCDが必要なのか」と。
          ビニール盤を針で引っ掻けば音が出るという不思議。
          まさにアナログである。
          それを電気的に増幅して大きな音にすれば、とても豊かな音楽になる。

          CDはどうか。
          録音した音楽を、データに変換してメディアに落として、とっても複雑な光学機器で読み取って、うんぬんかんぬん。
          CDは、出現した当初から、レコードより音が良いだ悪いだ比べられていたが、ようするにレコードに対して圧倒的に優れていたのではない。
          ではなぜCDだったのか?
          商売以外に理由はあったのだろうか?

          さて、WILCOの新譜である。
          タイトル「SCHMILCO」の意味はなんだろう。
          ジャケットがすでに最高である。
          悪ふざけとしか思えない(笑)。
          愛する子どものためにとはいえ、こんな風に体を張るなんて私には無理だ。

          最初の印象は、アコースティック、シンプル、地味。
          ちょっと、ジェフ・トウィーディのソロのようでもある。
          ヘッドフォンでじっくり聴いてみると、緻密に作られたシンプルさであることが分かる。
          これはなかなかすごいぞ、と。
          先行試聴もできた「LOCATOR」は、先行試聴だから曲途中でフェイドアウトするのかと思っていたが、アルバムバージョンも同じだった。
          かなり素晴らしい曲なのでちょっと残念。

          新譜を予約してまで買うアーティストはほとんどいない。
          どうして私がWILCOを買い続けているかといえば、作品が常に期待以上の出来であるからだ。
          今作も聴けば聴くほど良い。

           

           

           

           

          JUGEMテーマ:No Music, No Life

           

           

           

          | TALK ABOUT MUSIC | comments(2) | - | posted by mono-mono
          20年目のヴァン・ゲルダー 11:41
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          この夏、47歳になった。
          近ごろ、自分が年をとったな、と感じるときがある。
          最近までそんなことはなかった。

          この夏、老眼鏡を買った。
          目が良いのが自慢だった。
          40をすぎたころから、視力が落ちてきた。
          45を過ぎたら、手元も見えにくくなってきた。
          老眼鏡をかけると、とても良く見える。
          だがしかし、人前でかけることができない。
          恥ずかしい(笑)。

          この夏、レコードを買い替えた。
          ハービー・ハンコックの「処女航海」を買い換えたのだ。
          はじめて「処女航海」を聴いたのは、20年ほど前のこと。
          すがすがしさに満ちたレコードだった。

          いっぱつで気に入って、それ以来の愛聴盤である。
          夏の朝早く、まだ涼しい時間帯のようで、シンとした空気を感じる。

          水面のわずか上を、すべるように静かに進む疾走感、そして爽快感がたまらない。


          東芝盤を買って、ずっとそれを聴いてきた。
          あれからもう20年か、と思う。
          独身の時にこのレコードに出会い、結婚し、子どもが二人できた。
          あっという間だった。
          気が付けば、上の娘は中三、下の息子は中一なんだもの。

          今回手にいれたのは、「VAN GELDAR」刻印入りの「オンプ」レーベルだ。
          ここ数年に渡って「VAN GELDAR」刻印入りの「処女航海」を探していたが、これが案外みつからなかった。
          中目黒「WALTZ」で運良く見つけた。
          これまでいったい何枚の「処女航海」を検盤したことだろう。

          数えきれないくらいの「処女航海」をチェックしたが、「VAN GELDAR」刻印入りはぜんぜん見つからなかった。
          そして今回、ようやく「VAN GELDAR」刻印入り、にたどり着いた。
          ジャケットは、色褪せてスレもあるが、盤のコンディションは良好だった。

          今回入手した「処女航海」を聴いていると、やってきた娘がこう言った。
          「これときどきかかるよね。おとっちゃんはこのレコード好きなんだね」と。

          娘の記憶にこのメロディが残っている、ということを知った。
          こんな風に音楽は受け継がれて行くのか、と嬉しくなった。
          娘や息子がもっと大きくなって、この音楽をどこかで耳にすることがあるかもしれない。

          思いがけず耳にしたメロディに、これ知ってる、と思わず立ち止まる。

          どこで聴いたのだろう、としばらく記憶をたどる。

          記憶は、実家のリヴィングへと、私のレコードへとつながっていく。
          そんなシーンを想像して楽しんでしまった。
           

          とはいえ「処女航海」のレコードには、まだまだ先はある。
          NYラベルのオリジナル盤ははるか彼方に燦然と輝いているのだから(笑)。
          ステレオ盤もあるし、モノラル盤もある。

           



          この夏、私が47歳になった頃、ルディ・ヴァン・ゲルダー氏が亡くなったそうです。
          ご冥福をお祈りいたします。

           

           

           

           

          JUGEMテーマ:No Music, No Life

           

           

           

           

          | RECORDS | comments(12) | - | posted by mono-mono
          ベテラン 08:37
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            ポール・サイモンが今度新譜を出すというニュースをネットで見た。
            お、と思ってYouTubeを検索したら、新譜にも入るこんな曲のライブがあった。

            まったく困ったものだ。
            格好良すぎるじゃないか(笑)
            古いレコードばかり聴いてる場合じゃない。


             
            | ROCK | comments(5) | - | posted by mono-mono
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