MONOmonologue pt.2MONOmonologue(http://mono-mono.jugem.jp/)のパート2です。

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    誓約書 11:00
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      チビ達がこんな誓約書を取り交わしていた。
      写真この下には息子に署名が入っている。
      けんかでもして、こんなことになったんだろう。

      ねえちゃんが「チビのくせに!」とか言って、
      おとうとが「すぐ追い抜いちゃうからね!」などと言い返して、
      「すぐなんて無理だね」とかねえちゃんがムキになって、
      「ぜったいすぐぬいちゃうもん」とおとうともやり返す、
      などという風景が目に浮かぶ。

      カワイイんだから(笑)



      JUGEMテーマ:ひとりごと
      | KIDS ARE ALRIGHT | comments(0) | - | posted by mono-mono
      検盤 08:00
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        「検盤」とは、中古レコードを買う際に、レコード盤やジャケットの状態を確認することだ。
        中古レコードとはつまり、古いレコードである。
        数十年前に作られたレコードが、誰かに所有された後、処分されて中古レコード店にたどり着いた。
        中古レコード店が事前にチェックして、値段を付けている。
        そんな中古レコードを、客である私たちは手にする。
        中古レコードの値札には、価格とともにレコードの状態が記されている。
        しかし、現物を見てみないことには自分にとって買う価値があるモノかはわからない。
        ただ、店の棚では透明のビニール袋に入れられており、多くの場合、自由に開封してチェックすることは禁止されている。
        レジカウンターへ持っていって開封してもらい、中身を確認するのは、中古レコード屋での基本的な作法のひとつだ。
        リアルなお店でレコードを買う最大のメリットは、このように自分の目で状態を確認できる検盤にある。

        カウント・ベイシーのインパルス盤<AS-15>、コーティングジャケットのステレオ盤。

        このレコードが3枚、棚に並んでいた。
        3枚のレコードは甲乙つけがたい状態であるように思われた。
        同じレコードが同じような状態で棚に並んでいることは珍しい。
        多くの場合、値段や状態にはっきりした違いがあるものだ。
        はっきりした違いがあったなら、手に取るレコードはおのずと決まる。
        私は、検盤するため3枚同じレコードを持ってレジカウンターへ行った。

        同じレコードを3枚持って検盤に来る客を、レジカウンターの店員はどう思っただろうか。
        良くあることなのだろうか。
        20代後半の男性店員の表情と口調から、目立った感情は読み取れなかった。
        次々と開封し、たんたんと私に手渡してくれた。

        開封してもらったレコードを見た瞬間、どのレコードを買うべきかははっきりと決まっていた。
        3枚のうち1枚だけが、このレコードがリリースされた時期にプレスされたものと分かったのだ。
        レコード盤の中央にあるレーベルデザインで、レコードがプレスされた年代が区別できる。
        その1枚の状態を確かめた。
        状態は悪くなかった。
        購入することとなった。

        カウント・ベイシーのインパルス盤は私にとって特別なレコードだ。
        ビッグバンドのカウント・ベイシーしか知らない方がいらっしゃったら、ぜひこのスモールコンボのカウント・ベイシーも聴いてみてほしい。
        この「COUNT BASIE AND THE KANSAS CITY 7」というレコードを、何回買い替えてきたことだろう。
        シングルジャケットの再発盤からはじまって、国内盤、赤黒レーベルも持っていたかもしれない。
        そんなこんなをここにもかいた
        今回ステレオ盤を入手したのだが、センターレーベルはツヤの無い紙質だった。
        レコードマニアには、「ツヤ無し」と呼ばれる2ndプレスだ。
        かつて所有していたステレオ盤も「ツヤ無し」だった。
        ふと思ったのだが、カウント・ベイシーのインパルス盤に「ツヤ有りステレオ盤」は存在するのだろうか。

        情報求む!

        今回買ったレコードは、モノラル用のジャケットに「STEREO」というシールが貼ってあるタイプである。



        JUGEMテーマ:No Music, No Life
        | RECORDS | comments(2) | - | posted by mono-mono
        珈琲にはドーナツ本 09:00
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          最近ではすっかり筆が重くなってしまった。
          記事にしたいことがあってもまとめないままで時間が過ぎてしまう。
          あげくに忘れてしまう。

          「なんたってドーナツ」早川茉莉編 ちくま文庫

          この本を見つけたのは1年くらい前だったか。
          タイトルにひかれて手にとって、うわってなった。
          ドーナツ好きがつづった文章を41編集めたアンンソロジーなのだ。
           
          村上春樹「ドーナッツ」
          片岡義男「ドーナツの穴の残った皿」
          植草甚一「お菓子はほかのことを思い出させるものだ」
          武田百合子「ドーナッツを食べた日」
          野口久光「お菓子はときに人のノスタルジーをかきたてる」
          長田弘「ドーナッツの秘密」

          片岡義男のエッセイの書き出しはこうだ。
           
          僕の記憶が正しければ、僕はこれまでに、ドーナツの穴を二度食べたことがある。ドーナツではなく、ドーナツの穴だ。あの穴は、ちょっとした工夫によっては食べることができる。

          こんな素敵な人たちの素敵なタイトルがならんでいる。
          それだけでもウキウキしてしまう。
          このアンソロジーを編んだのが早川茉莉という編集者。
          気になる。
          おっと、ちくま文庫の森茉莉「貧乏サヴァラン」もこの人だったのか。

          私の好きなドーナツは、なんたってだんぜんオールドファッション。
          ふわふわ系も悪くないが、手に取るのはいつも決まってオールドファッションなんだ。
          チビ達のよろこぶ顔がみたくて気まぐれに作ってみたりもする。
          いつか、私の作ったドーナツの味を、ふっと思い出してくれたら嬉しい。




           
          JUGEMテーマ:気になる書籍
          | BOOK | comments(2) | - | posted by mono-mono
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