JUGEMテーマ:No Music, No Life
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とんでもないニュースが飛び込んできた。
シュアがカートリッジの生産を終了するって。
困った。
頭が真っ白になる。
いやあ、まじか。
いつまで普通に買えるのかな?
いきなり高騰したりしないといいが。
レコードブームとか言ってる場合じゃないです。
今日明日困るわけではないが、気づいたら手に入らない、なんてことになるんだろう。
いやいやいや、どうしよう???
Shureからのお知らせ フォノグラフカートリッジ生産終了について
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いよいよ「さすらいのレコードコレクター」が公開になる。
初日(4/21)の初回上映後にピーターバラカンさんのトークイベントがあるっていうから行ってみた。
満員で入れなかった。
開演30分前じゃ無理か。
次の回の整理券をもらって、しかたなく(笑)ディスクユニオンをはしご。
あらま、ジャズ館が移転してる。
移転先は、4/20にオープンした4フロアの新店舗で、3階がジャズフロアで1階はロック。
1階がとにかくすごい人で、フロアが人で埋め尽くされていて、レジの前にはずらっと人が並んでる。
なんだこれ、すごい。
続いて紀伊国屋書店隣のディスクユニオンへ。
お、こちらも移転してるじゃないか。
移転先は紀伊国屋書店ビルの8階。
こちらもそれなりに混雑していて海外の方も多い。
ながれで(?)アルタのHMVへ。
ここは不思議と若いお客さんが多い印象。
大学生くらいの男女のグループがそれぞれにレコードを買っていた。
ふうん。
上映時間が近くなってきたので映画館へ。
この回も満員札止めだそう。
狭いロビーは人であふれてる。
定員80名の小さな映画館だけど、1回目2回目が満員。
レコードストアデイってこともあるだろうけれど、レコード袋もってる割合が以上に高い。
見に来てる全員がレコードコレクターってことは無いだろうけれど。
お、トークイベント終わりのバラカンさんがいる。
「ディスクユニオンに寄っていきます」なんて劇場の人と話しているのが聞こえた(笑)
この日の収穫は写真の3枚。(L→R)
LENNIE NIEHAUS / Vol.3, THE OCTET No.2 (CONTEMPORARY RECORDS C3503)
THE EVERY BROTHERS / SONGS OUR DADDY TAUGHT US (ACE RECORDS CH75)
ROGER TILLISON'S ALBUM (ワーナーパイオニア P-7604A)
ずっと探してたエヴァリー・ブラザース(再発盤、350円!)が一番嬉しいかも(笑)
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スフィアン・スティーブンスの新作が12月前半にリリースされると知ったのは昨年の11月のことだった。
11月後半には米系大手ECサイトでLPを注文し、リリースされたらすぐに聴ける手はずを整えた。
発売日が来れば直ちに届くはずだった…。
まだ来ないの?と思ったのが12月半ばころか。
あれおかしいぞ、と。
12/21になって、米系大手ECサイトからこんなメールが届いた。
「誠に申し訳ありませんが、ご注文いただいた以下の商品は、仕入先からの入荷遅延により、お届け予定日までにお届けできないことが分かりました。
12月24日までにお客様のご注文商品をお届けできないことを深くお詫びいたします。
お届け予定日: 2018-01-17 - 2018-02-08」
2/8になって再び遅延のお知らせが届いた。
「誠に申し訳ございませんが、以下のご注文商品の入荷が遅れているため、やむを得ずお届け予定日を変更させていただきました。
当初予定していたお届け予定日までにご注文商品をお届けできないことをお詫びいたします。
お届け予定日: 2018-03-03 - 2018-03-26」
そして昨日、ようやくレコードは届いた(苦笑)
どうしてこんなに時間がかかったのだろう?
一方で、わが家では先週よりアンプが故障しておりレコードが聴けない。
mp3をダウンロードして聴いている。
やっとレコードが届いたのに、あ〜あ。
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※動画では、大坊勝次さんの仕事する姿をご覧いただけますのでぜひ。
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新年になっても、カレンダーの年が2017から2018に変わる以外、特にどうということも無い。
昨日(12/31)と今日(1/1)で何が変わるというのか。
意味が分からない。
娘がそんなことをいう齢になった。
高校1年生である。
まあ、その気持ち分からないでもない。
とはいえ、新年で気持ちもどこかあらたまるではないか。
つまりリセット。
今年最初のレコードは何が見つかるかな? なんてことを楽しみにレコード屋さんに新たな気持ちで向かうのだ。
2018年はいったいどんなレコードとの出会いが待っているのだろう、と。
暇をもてあましてる息子と一緒に渋谷へ。
息子(中2)は自転車のショップへ、私はレコード屋へ。
新年最初のレコード探し、「レコ買い初め」である。
買ったのは「処女航海」だった。
新年にふさわしいタイトルといえなくもない。
2018年という海に漕ぎ出すためのレコード。
Herbie Hancock "Maiden Voyage" (BLUE NOTE BST-84195)
思い返せば「処女航海」、2016年の夏に買い換えた。
それまでは、20年前に買った国内盤を聴き続けてきた。
2016年の夏に入手したのは「ヴァンゲルダー刻印入りの音符ラベル」だった。
オリジナルUS初回盤は、近年いよいよ高騰しているようであり、手にすることはないだろうとほぼあきらめている。
しかし、「オリジナル盤を夢見ることは自由だ」と自分に言い聞かせながら、この印象的なグリーンのジャケットを店頭で見かけるたび、検盤を続けている。
オリジナルUS初回盤のセンターレーベルは「NY」。
検盤のたび店員さんに「キャンセル」を伝えることになるのだが、今回は違った。
レコード棚で見た時から、このレコードには「ピン」と来るものがあった。
値札には、盤の状態と値段が書かれているのみ。
ジャケットは「リバティ」、ステレオ盤。
ピンときたのは、紙質だろうか、持った重量だろうか、あるいはその両方だろうか。
もちろん検盤する前からオリジナルUS初回盤でないことは分かっていた。
では、私は何を期待しているのか?
見せてもらってまずビビットきたのが「内袋」。
「27 YEARS BLUE NOTE」。
ブルーノートのオリジナル内袋である。
良い予感がするではないか。
続いて盤を手にし、センターレーベルをチェック。
A面は「リバティ」で盤質も悪くない。
ひっくり返したB面は「NY」だった!
ラッキー。
もちろん両面「VAN GELDER」刻印入り。
つまりは、半分「オリジナルUS初回ステレオ盤」(笑)。
どうして表裏でセンターレーベルが異なるレコードが存在するのか?
「処女航海」のリリースは、1965年。
センターレーベルの表記が「NY」から「リバティー」に変わったのが1966年といわれている。
ブルーノートレコードの場合、センターレーベルの変更にあたっては「NY」の在庫がなくなったらものから順次「リバティー」に変更されていったようだ。
おそらくはミスプリントなどによって表裏の在庫数に違いが生じ、その結果、表裏でセンターレーベルの異なる盤が出来ることになったのだろう。
2018年、さい先の良い「レコ買い初め」となった。
遅まきながら、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくおねがいいたします。
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レコードは割れる。
知識では知っていても、実際に割れたレコードを見る機会はあまりないのではないか。
SPレコードの時代、レコードは簡単に割れたらしいが、LPはめったに割れない。
EPやシングル盤も簡単には割れない。
私も何度か床に落としたはあるが割ったことはまだない。
レコードの材料が、シェラック(SP)からポリ塩化ビニール(LPなど)に変わり、割れにくくなったのだ。
1940年代に起きた技術革新である。
ポリ塩化ビニール製のレコードが出始めたころの盤をみると、センターレーベル部分に「UNBREAKABLE」などと書かれている。
割れないことがLPのセールスポイントだったことが分かる。
「レコードが擦り切れる」という言い方がある。
これも、SP時代の名残りの言葉だろう。
SPは割れやすく同時にすり減りやすい素材だった。
蓄音機のレコード針は、鋼鉄製が多く用いられていた。
なるほど、擦り切れるわけだ。
LPは簡単には擦り減らない。
もし擦り減ったならば、レコード針のコンディションを疑ったほうがよいかもしれない。
「レコードが擦り切れるくらい聴く」という比喩表現にとどめておいたほうが良い。
私の手元に割れたレコードが1枚ある。
海外のネットオークションで落札したものだ。
いつ届くかと心待ちにして、届いてみたら割れていた。
セラーに連絡すると、ただちに返金してくれた。
不幸中の幸いである。
さらに、送り返さなくて良いそちらで処分してくれ、とのこと。
捨てるのもしのびなく、そのままになった。
THELONIOUS MONK ORCHESTRA at Town Hall (RIVERSIDE RLP1138)
そんな風に手に入れたのが、およそ10年前。
このレコードを聴いたことはなかった。
ふと、割れたレコードでも、割れていない部分は聴ける、ということに思い至った。
このレコードだと、両面2曲目くらいからはなんとか聴くことができる。
入手10年目の「セロニアスモンクアットタウンホール」。
ようやくである。
思ったより良いレコードじゃないか、という感想。
実はこのレコードの内容にはあまり期待していなかったのだ。
同時に落札した他のレコードが本命であって、これは同じくらいの送料を払うならというおまけ盤だったのだ。
そのうちOJC盤で買い直そうか。
今年2017年はセロニアス・モンク生誕100周年とのこと。
とはいえあと3日を残すのみ(笑)
さてみなさま、今年もあとわずか。
良いお年を!
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【めったにしない宣伝です】
— 篠原恒木 (@JJshinohara) 2017年12月23日
片岡義男さんが2年間かけて書き下ろしたエッセイ集が1/17に発売されます。352ページを貫くテーマは「珈琲」。本文と絡み合うカラー写真、コミックスもたくさん載せました。挿絵は驚きのあの方! amazonでも予約中です。どうかご贔屓に。#片岡義男 #コーヒー pic.twitter.com/GomDilwbcf
片岡さんが一冊まるごとコーヒーのエッセイ集を出すそうだ。
「待望の」である!
楽しみだ。
私の大好きな一節。
これまでも何度か引用しているが再び。
そうだ、メリークリスマス!
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「ジャケ買い」とは、ジャケットの魅力だけでレコードを買うことを言う。
ジャケットを見ただけで買う気が失われるレコードのことをなんと呼ぼうか。
「ジャケ拒否」とでも言おうか。
このレコードは、ジャッキー・ロマックス「スリー」。
素晴らしい内容なのに、ジャケットで損してると思うのは私だけだろうか。
娘はこのレコードをみて「キモイ」と言った。
「キツイ」とも言った。
30センチ角のジャッキー・ロマックス顔面クローズアップは、確かに相当な迫力だ。
ジャッキー・ロマックスは、イギリス、リバプール出身。
ビートルズとはそのころからの仲。
68年、ジョージ・ハリスンのプロデュースでアップルレコードからデビュー。
その後アメリカに渡り、ワーナーと契約。
これが72年リリースの通算3枚目。
ベアズヴィル・サウンド・スタジオ録音。
プロデュースは、ジョン・サイモン。
ザ・バンドのレヴォン・ヘルムとリック・ダンコがゲスト参加。
こんな魅力的なキーワードが並ぶレコードなのに、まったく聴く気が起きなかった。
それは、ひとえにジャケットデザインのせいだ。
ジャッキー・ロマックス本人はこのジャケットデザインにどの程度関与したのだろうか。
これが本人の希望なら致し方ないが、そうでないとしたら…。
そんなレコードを今回縁あって入手することなった。
つまり、レコード屋へ行ったが他にそれほど欲しいレコードがなく、かつとても安かったということ。
プロモーション盤だし、コンディション悪くないし。
思った以上に良いレコードだった。
そして聴き込むほどに、このジャケットも悪いくないと思えてきた。
むしろ、このアルバムの音楽を正しく表現している、と感じはじめている。
気取らない、飾らない、素直な音。
スワンプやソウルミュージックからの影響を感じさせるストレートなロック。
それでいてほんの少しだけ「変」。
それを作った「俺」。
なるほど、このジャケット、悪くない。
良いジャケットってなんだろう。
難しい。
それ自体で多くの人が手にしたくなるデザイン、ということはマスに向けた商品であればとても大事なことだ。
しかしコアに向けた「作品」であるなら事情は異なる。
売りたいがために、パッケージでおもねるようでは本末転倒である。
「作品」であるならば、ジャケットにおいても、音楽の作り手の意思を正しく伝えるべきなのだ。
もっともワーナーのようなメジャーなレコード会社にとって、レコードは商品以外の何ものでもないだろうけれど。
そう考えるとこのジャケットはなかなかな傑作デザインかもしれない。
裏ジャケットは間違いなく素晴らしい。
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