MONOmonologue pt.2MONOmonologue(http://mono-mono.jugem.jp/)のパート2です。

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    珈琲が呼ぶ 08:00
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      片岡さんが一冊まるごとコーヒーのエッセイ集を出すそうだ。

      「待望の」である!

      楽しみだ。

       

      私の大好きな一節。

      これまでも何度か引用しているが再び。

       

      いまようやくはっきりし始めたのは、一杯のコーヒーとは、それをいれる時間と手順、そして出来上がったコーヒーの香りだ、という事実だ。コーヒーという液体よりも、コーヒーの香りのほうが、精神への作用は高いという。
      <片岡義男「一杯だけのコーヒーから」>

       

       

       

      そうだ、メリークリスマス!

       

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      | BOOK | comments(4) | - | posted by mono-mono
      珈琲にはドーナツ本 09:00
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        最近ではすっかり筆が重くなってしまった。
        記事にしたいことがあってもまとめないままで時間が過ぎてしまう。
        あげくに忘れてしまう。

        「なんたってドーナツ」早川茉莉編 ちくま文庫

        この本を見つけたのは1年くらい前だったか。
        タイトルにひかれて手にとって、うわってなった。
        ドーナツ好きがつづった文章を41編集めたアンンソロジーなのだ。
         
        村上春樹「ドーナッツ」
        片岡義男「ドーナツの穴の残った皿」
        植草甚一「お菓子はほかのことを思い出させるものだ」
        武田百合子「ドーナッツを食べた日」
        野口久光「お菓子はときに人のノスタルジーをかきたてる」
        長田弘「ドーナッツの秘密」

        片岡義男のエッセイの書き出しはこうだ。
         
        僕の記憶が正しければ、僕はこれまでに、ドーナツの穴を二度食べたことがある。ドーナツではなく、ドーナツの穴だ。あの穴は、ちょっとした工夫によっては食べることができる。

        こんな素敵な人たちの素敵なタイトルがならんでいる。
        それだけでもウキウキしてしまう。
        このアンソロジーを編んだのが早川茉莉という編集者。
        気になる。
        おっと、ちくま文庫の森茉莉「貧乏サヴァラン」もこの人だったのか。

        私の好きなドーナツは、なんたってだんぜんオールドファッション。
        ふわふわ系も悪くないが、手に取るのはいつも決まってオールドファッションなんだ。
        チビ達のよろこぶ顔がみたくて気まぐれに作ってみたりもする。
        いつか、私の作ったドーナツの味を、ふっと思い出してくれたら嬉しい。




         
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