MONOmonologue pt.2MONOmonologueのパート2です。

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コーヒーが飲みたくなる 09:00
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    コーヒーが飲みたくなる。
    その香りと、味と、あたたかさを必要とするときがある。

    鼻や口、舌、喉、カップを持つ指、手のひら、そして全身でコーヒーを感じて受け止める。
    コーヒーを飲んだそのときに感じたすべては、私の頭の中で一つの像を結ぶ。
    それは「感覚」である。

    その感覚を言葉にするならば、「コーヒー」としか言いようがない。
    でも、それでは足りない。
    もどかしい。

    そこには、「幸福」や「快感」、「そのほかの何か」が含まれている。
    それはそんな「感覚」である。
    だから私はコーヒーが飲みたくなる。

     

     

     ※動画では、大坊勝次さんの仕事する姿をご覧いただけますのでぜひ。

     

     

     

     

     

     

     

    | - | comments(0) | - | posted by mono-mono
    レコ買い初め 2018 13:00
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      新年になっても、カレンダーの年が2017から2018に変わる以外、特にどうということも無い。
      昨日(12/31)と今日(1/1)で何が変わるというのか。
      意味が分からない。

       

      娘がそんなことをいう齢になった。
      高校1年生である。
      まあ、その気持ち分からないでもない。

       

      とはいえ、新年で気持ちもどこかあらたまるではないか。
      つまりリセット。
      今年最初のレコードは何が見つかるかな? なんてことを楽しみにレコード屋さんに新たな気持ちで向かうのだ。
      2018年はいったいどんなレコードとの出会いが待っているのだろう、と。

       

      暇をもてあましてる息子と一緒に渋谷へ。
      息子(中2)は自転車のショップへ、私はレコード屋へ。
      新年最初のレコード探し、「レコ買い初め」である。
      買ったのは「処女航海」だった。
      新年にふさわしいタイトルといえなくもない。
      2018年という海に漕ぎ出すためのレコード。

       

      Herbie Hancock "Maiden Voyage" (BLUE NOTE BST-84195)

       

      思い返せば「処女航海」、2016年の夏に買い換えた。
      それまでは、20年前に買った国内盤を聴き続けてきた。
      2016年の夏に入手したのは「ヴァンゲルダー刻印入りの音符ラベル」だった。
      オリジナルUS初回盤は、近年いよいよ高騰しているようであり、手にすることはないだろうとほぼあきらめている。
      しかし、「オリジナル盤を夢見ることは自由だ」と自分に言い聞かせながら、この印象的なグリーンのジャケットを店頭で見かけるたび、検盤を続けている。
      オリジナルUS初回盤のセンターレーベルは「NY」。
      検盤のたび店員さんに「キャンセル」を伝えることになるのだが、今回は違った。

       

      レコード棚で見た時から、このレコードには「ピン」と来るものがあった。
      値札には、盤の状態と値段が書かれているのみ。
      ジャケットは「リバティ」、ステレオ盤。
      ピンときたのは、紙質だろうか、持った重量だろうか、あるいはその両方だろうか。
      もちろん検盤する前からオリジナルUS初回盤でないことは分かっていた。

       

      では、私は何を期待しているのか?

       

      見せてもらってまずビビットきたのが「内袋」。
      「27 YEARS BLUE NOTE」。
      ブルーノートのオリジナル内袋である。
      良い予感がするではないか。
      続いて盤を手にし、センターレーベルをチェック。
      A面は「リバティ」で盤質も悪くない。
      ひっくり返したB面は「NY」だった!
      ラッキー。
      もちろん両面「VAN GELDER」刻印入り。
      つまりは、半分「オリジナルUS初回ステレオ盤」(笑)。

       

      どうして表裏でセンターレーベルが異なるレコードが存在するのか?

       

      「処女航海」のリリースは、1965年。
      センターレーベルの表記が「NY」から「リバティー」に変わったのが1966年といわれている。
      ブルーノートレコードの場合、センターレーベルの変更にあたっては「NY」の在庫がなくなったらものから順次「リバティー」に変更されていったようだ。
      おそらくはミスプリントなどによって表裏の在庫数に違いが生じ、その結果、表裏でセンターレーベルの異なる盤が出来ることになったのだろう。

       

      2018年、さい先の良い「レコ買い初め」となった。

       

       

      遅まきながら、あけましておめでとうございます。
      本年もよろしくおねがいいたします。

       

       

      JUGEMテーマ:No Music, No Lif

      | RECORDS | comments(4) | - | posted by mono-mono
      割れたレコード見たことある人、手をあげて 09:00
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        レコードは割れる。


        知識では知っていても、実際に割れたレコードを見る機会はあまりないのではないか。
        SPレコードの時代、レコードは簡単に割れたらしいが、LPはめったに割れない。
        EPやシングル盤も簡単には割れない。
        私も何度か床に落としたはあるが割ったことはまだない。

         

        レコードの材料が、シェラック(SP)からポリ塩化ビニール(LPなど)に変わり、割れにくくなったのだ。
        1940年代に起きた技術革新である。
        ポリ塩化ビニール製のレコードが出始めたころの盤をみると、センターレーベル部分に「UNBREAKABLE」などと書かれている。
        割れないことがLPのセールスポイントだったことが分かる。

         

        「レコードが擦り切れる」という言い方がある。
        これも、SP時代の名残りの言葉だろう。
        SPは割れやすく同時にすり減りやすい素材だった。
        蓄音機のレコード針は、鋼鉄製が多く用いられていた。
        なるほど、擦り切れるわけだ。
        LPは簡単には擦り減らない。
        もし擦り減ったならば、レコード針のコンディションを疑ったほうがよいかもしれない。
        「レコードが擦り切れるくらい聴く」という比喩表現にとどめておいたほうが良い。

         

        私の手元に割れたレコードが1枚ある。
        海外のネットオークションで落札したものだ。
        いつ届くかと心待ちにして、届いてみたら割れていた。
        セラーに連絡すると、ただちに返金してくれた。
        不幸中の幸いである。
        さらに、送り返さなくて良いそちらで処分してくれ、とのこと。
        捨てるのもしのびなく、そのままになった。

         

        THELONIOUS MONK ORCHESTRA at Town Hall (RIVERSIDE RLP1138)

         

        そんな風に手に入れたのが、およそ10年前。
        このレコードを聴いたことはなかった。

        ふと、割れたレコードでも、割れていない部分は聴ける、ということに思い至った。
        このレコードだと、両面2曲目くらいからはなんとか聴くことができる。
        入手10年目の「セロニアスモンクアットタウンホール」。
        ようやくである。

         

        思ったより良いレコードじゃないか、という感想。
        実はこのレコードの内容にはあまり期待していなかったのだ。
        同時に落札した他のレコードが本命であって、これは同じくらいの送料を払うならというおまけ盤だったのだ。
        そのうちOJC盤で買い直そうか。

         

         

        今年2017年はセロニアス・モンク生誕100周年とのこと。
        とはいえあと3日を残すのみ(笑)

        さてみなさま、今年もあとわずか。
        良いお年を!

         

         

         

        JUGEMテーマ:No Music, No Life

        | RECORDS | comments(12) | - | posted by mono-mono
        珈琲が呼ぶ 08:00
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          片岡さんが一冊まるごとコーヒーのエッセイ集を出すそうだ。

          「待望の」である!

          楽しみだ。

           

          私の大好きな一節。

          これまでも何度か引用しているが再び。

           

          いまようやくはっきりし始めたのは、一杯のコーヒーとは、それをいれる時間と手順、そして出来上がったコーヒーの香りだ、という事実だ。コーヒーという液体よりも、コーヒーの香りのほうが、精神への作用は高いという。
          <片岡義男「一杯だけのコーヒーから」>

           

           

           

          そうだ、メリークリスマス!

           

          JUGEMテーマ:気になる書籍

          | BOOK | comments(4) | - | posted by mono-mono
          ジャケットで買ったわけじゃない 09:09
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            「ジャケ買い」とは、ジャケットの魅力だけでレコードを買うことを言う。
            ジャケットを見ただけで買う気が失われるレコードのことをなんと呼ぼうか。
            「ジャケ拒否」とでも言おうか。

             

            このレコードは、ジャッキー・ロマックス「スリー」。
            素晴らしい内容なのに、ジャケットで損してると思うのは私だけだろうか。
            娘はこのレコードをみて「キモイ」と言った。
            「キツイ」とも言った。

            30センチ角のジャッキー・ロマックス顔面クローズアップは、確かに相当な迫力だ。

             

             

            ジャッキー・ロマックスは、イギリス、リバプール出身。
            ビートルズとはそのころからの仲。
            68年、ジョージ・ハリスンのプロデュースでアップルレコードからデビュー。
            その後アメリカに渡り、ワーナーと契約。
            これが72年リリースの通算3枚目。
            ベアズヴィル・サウンド・スタジオ録音。
            プロデュースは、ジョン・サイモン。
            ザ・バンドのレヴォン・ヘルムとリック・ダンコがゲスト参加。

             

             

            こんな魅力的なキーワードが並ぶレコードなのに、まったく聴く気が起きなかった。
            それは、ひとえにジャケットデザインのせいだ。
            ジャッキー・ロマックス本人はこのジャケットデザインにどの程度関与したのだろうか。
            これが本人の希望なら致し方ないが、そうでないとしたら…。

             

             

            そんなレコードを今回縁あって入手することなった。
            つまり、レコード屋へ行ったが他にそれほど欲しいレコードがなく、かつとても安かったということ。

            プロモーション盤だし、コンディション悪くないし。

             

             

            思った以上に良いレコードだった。
            そして聴き込むほどに、このジャケットも悪いくないと思えてきた。
            むしろ、このアルバムの音楽を正しく表現している、と感じはじめている。
            気取らない、飾らない、素直な音。
            スワンプやソウルミュージックからの影響を感じさせるストレートなロック。
            それでいてほんの少しだけ「変」。
            それを作った「俺」。
            なるほど、このジャケット、悪くない。

             

             

            良いジャケットってなんだろう。
            難しい。
            それ自体で多くの人が手にしたくなるデザイン、ということはマスに向けた商品であればとても大事なことだ。
            しかしコアに向けた「作品」であるなら事情は異なる。
            売りたいがために、パッケージでおもねるようでは本末転倒である。
            「作品」であるならば、ジャケットにおいても、音楽の作り手の意思を正しく伝えるべきなのだ。
            もっともワーナーのようなメジャーなレコード会社にとって、レコードは商品以外の何ものでもないだろうけれど。
            そう考えるとこのジャケットはなかなかな傑作デザインかもしれない。
            裏ジャケットは間違いなく素晴らしい。
             

             

             

             

             

             

             

            JUGEMテーマ:No Music, No Life

             

            | RECORDS | comments(2) | - | posted by mono-mono
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